「お風呂に入ろうか」「いや」
「ご飯にしようか」
「いや」
「じゃあもう寝よう」
「いやー」
何を言っても「いや!」と泣く我が子に、こちらが泣きたくなったことを思い出します。
いやと泣く原因が「眠い」のであれば、眠らせるほかありません。
我が子の場合は、夕方に毎日イヤイヤと大泣きするので、16時をすぎたら晩御飯お風呂をすませてなるべく早く眠らせるようにしたところ、夕泣きがなくなり、ずいぶん楽になりました。
お風呂に導くのに手を焼いておられる場合には「お風呂でしか遊べない遊び」を考えるなどお風呂が楽しくなるしかけを作っておくと良いですよ。
自分の思い通りにならなくて泣いている場合は、お子さまの気持ちを察して、サポートしてあげると良いでしょう。
「自分で!」を連発する何でも自分でしたいという時期は、時間に余裕を持って行動しましょう。
服を着る、靴をはくなどは、自分でさせると時間はかかりますが、手先の器用さが育つ上、やり抜く力も培われますよ。
「そんなこと言ってたらお化けがくるよ」など、脅して叱るのは絶対やめましょう。私の知る限りでは、小さい頃に脅して叱られた子は、やがて親の言うことを聞かなくなります。
公文式平岡南教室
福本佐和子