小学校に入学する前に練習しておいたほうが良いこと、
小学校に入学したら入学式当日からぜひやっていただきたいことなど
今までセミナーでお話ししてきたことをまとめました。
以下、長文になります。
◆小学校に入学してから気を付けること
1 入学式のその日から、学校から帰ったらカバンの中を全部出させましょう。
親に渡すもの、宿題など仕分けをさせます。初めにこの習慣をつけておくことが大
切です。子供でも管理しやすいよう、学校専用の箱や棚を作るとよいでしょう。
2 5月までは学校になれることを生活の中で最優先に。
小学一年生にとって、大きなランドセルを背負い、登下校するだけでも大変です。
そのうえ、子どもなりに、お友達や学校の先生にも気を遣っているものです。
しましょう。寝る時間と起きる時間を固定して朝ご飯はしっかり食べさせましょう
。
3 子どもの話を具体的に聞きましょう。
「今日学校楽しかった?」だと「うん」で終わってしまいます。「今日の給食は何
がおいしかった?」とか「誰と何をして遊んだの?」といった具合に具体的に質問
してあげると子どもの話を引き出しやすくなります。毎日話を聞いているといじめ
などのサインにも気づきやすくなります。
4 担任の先生との関係は良好に。
子供にとって親の価値観がすべてです。
子供の前で先生をけなすようなことがあれば、子供は先生のことをリスペクトできなくなります。
担任の先生との関係は良好な方が子供の学校生活も楽しくなりますよ。
気になることがあったら、すぐに担任の先生に相談しましょう。
ただし、アポなしで電話を掛けたり職員室に行ったりするとご迷惑になることもありますので気を付けて。
5 学校に行きたくないと言いだしたら
一日ゆっくり休ませて、子供の話に耳を傾けましょう。
◆勉強は大丈夫かな?
・算数
引き算でこまっているというご相談を毎年多数お受けします。
入学してから数字の練習をして、くまさんを数えていたと思ったら、
あっという間にたしざんに入り、夏前には引き算が始まります。
引き算の前に、たしざんが十分に習熟できているか見てあげてください。
公文の算数教材ではA200番をこえていると安心です。
公文の算数を学習しておられない場合、近年は20以上の数があいまいなお子さまが多いと感じています。かぞえ遊びが減ったことやお買い物でお金を使わなくなったことも影響しているのかもしれません。まずは、120まで、数かぞえができるように練習しましょう。
・45分座って先生のお話を聞くことができるかな
背筋を伸ばして椅子に座ることをおうちでも心がけておきましょう。
先生の指示に従えるよう、お家でよくお話しておきましょう。
◆小学校に入学するにあたり、練習しておくこと
・うんちのあとにおしりがふけるかな?
ウォッシュレットになれているとお尻が上手にふけません。
うんちは朝に家で済ませてから学校に行かせるのが理想ですが、
学校でうんちがしたくなることがあるかもしれません。
一人できれいにふけるように練習しておきましょう。
・通学路をお子さんと一緒に歩いておきましょう。
入学前に親子で一緒に通学路を歩いておくことは子供の安心感につながります。 「こ
の信号、気を付けて」など、子供にあらかじめ注意を促すこともできます。
我が子を優秀に育てている平岡南教室先輩ママ(お子さまは現役小学生)にききました!
◆小学校生活に慣れるにはどのくらい時間がかかりますか?
・入学後2週間は短縮授業で学校に慣れるための期間があります。3週目の通常授業になるころにはお友達も増えて楽しそうに通えるようになりました。
・1学期の間はGWや夏の暑さで体調に波がありました。
1学期の間は学校に慣れることを最優先に生活しましょう。
体調を崩さないよう、睡眠はしっかりとりましょう!!お話は具体的にお話しできるよう声掛けを工夫しましょう。「休み時間は誰と遊んだの?何をして遊んだの?給食は何がおいしかった?」
ものが無くなるなど困ったことがあればすぐに担任の先生に相談しましょう。
◆おこづかいは渡していますか?
・公文のテストに合格したりやスイミングで進級したらご褒美として500円渡しています。
・お手伝いをしたらお駄賃として(ごみすて50円など)渡しています。
アンケートにお答えいただいた方全員、「おこづかいは渡していない」とのお答えでした。おこづかいの代わりに、ご褒美やお駄賃として渡しておられるご家庭もありました。
子育てに正解はありません。ご家庭でのお金のルールは、ご家族でよく話し合って決めておくことが大切だと感じています。
◆公文と学校の勉強の両立のさせ方
・プリントの枚数を調整しつつ必ず毎日公文は学習させています。
・朝の1時間で集中して毎日公文を学習させています。残ったものは帰宅後にとりくませています。
・学校の宿題は簡単なので負担には感じません。
公文の宿題の枚数は負担にならない枚数に調整しますのでご相談ください。寝る時間は必ず固定しましょう。
◆お友達との遊ばせ方
・休日に、やるべきことを済ませてから、時間を守らせて遊びに行かせています。
・平日は難しいので土日に遊ぶことが多いです。
・きょうだいで遊ぶことが多いです。
・イベントやお祭りで約束して遊ぶ程度です。
平日はみなさん学校や習い事で忙しそうで、お友達とゆっくり遊ぶのはむずかしそうですね。土日やイベントで時間を守らせて遊ばせておられるようです。
◆一日のルーティン(アンケートにお答えいただいた方の平均)
6時起床 公文
6時50分 朝食
7時40分 登校
15時 帰宅 学校の宿題 朝の残りの公文 習い事 入浴 夕食 自由時間
20時就寝
◆ご両親共にフルタイムのお仕事をお持ちのあるご家庭の事例
7時起床 身支度 朝食
7時40分登校 学童で学校の宿題はすませる
19時帰宅 公文(公文をさせている間に公文の見守り役でないほうが夕飯などの支度)
19時45分 夕食 入浴
21時 就寝
5時半起床 公文 身支度 朝食
7時40分登校
17時半帰宅 学校の宿題 習い事 夕食 入浴
20時就寝
いろんなご家庭の状況があると思います。どうやったら無理がなく、みんなが笑顔になれるのか、ご一緒に考えましょう!!
何でもご相談くださいね!
kumon.hiraokaminami@gmail.com←面談申し込み 件名面談希望 本文氏名学年相談内容